トレースとゴールシーク
最終更新日 2012/7/3
メニューバー「書式」のグラフィックに続いて、メニューバー「ツール」のスペルチェックです。
Apache OpenOffice の表計算ドキュメント(Calc)の使い方を確認します。
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メニューバー「ツール」のスペルチェックは、シート内のスペルチェックを行う機能です。
トレース/参照元トレースは、選択中の数式に使われている値を確認する機能です。
数式セルを選択してツール/トレース/参照元トレースをクリックすると、参照元トレースが表示されます。
トレース/参照元トレースの削除は、選択した数式セルの参照元トレースを削除する機能です。
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トレース/参照先トレースは、選択中の値が使われている数式セルを確認する機能です。
トレース/参照先トレースの削除は、選択した値の参照先トレースを削除する機能です。
トレース/すべてのトレースの削除は、表示中のすべてのトレースを削除する機能です。
トレース/エラーのトレースは、エラー値の原因となったセルを確認する機能です。
トレース/自動更新は、トレース結果を自動更新する機能です。
初期設定では、自動更新に設定されています。
トレース/実行モードは、参照元トレースを連続で実行する機能です。
マウスカーソルが変化したら、数式セルを続けてクリックします。
ゴールシークは、計算結果が目標値になるように逆算する機能です。
上の画像の例では、お茶代の合計金額が計算されています。
1本98円のお茶を250人分用意すると、合計金額は24,500円となります。
予算を考えて、合計金額を21,000円にしたいとします。
人数は変更できないので、1本の値段を安くする必要があります。
1本の値段をいくらにする必要があるか、ゴールシークで計算します。
数式セルを選択して、ツール/ゴールシークをクリックします。
ゴールシークダイアログボックスが表示されます。
目標値をクリックして「21000」と入力します。
変化させるセルをクリックして、1本の値段を入力したセルをクリックします。
ゴールシークダイアログボックスの OK をクリックします。
上の画像のように、「この結果を現在のセルに適用しますか」と表示されたら「はい」をクリックします。
ゴールシークによる計算が完了しました。
合計金額を21,000円にするには、1本の値段を84円にする必要があります。
計算結果から逆算することができました。
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